トピック0:レッスン1:発想を変える必要性
パソコンが一般的になったとき、それまで人間が自分の手や頭を動かしてやっていたことを、いかにパソコンにやらせるか?という発想の転換が必要だった。
例えば、それまで発注書や納品書は当たり前のように手書きだったし、経理の帳簿記入も計算も人間が手で行っていた。パソコンが会社で一人一台ってなったのは日本では2000年辺り。その頃からインターネットの普及も一気に広まって同時に携帯の進化が重なって「仕事のやり方」から「買い物の仕方」「情報収集の方法」も大きく変わった。
2025年の現在、発注書や納品書を手書きで書いている会社はほぼ無い。
帳簿記入や計算をアナログ(紙の台帳や計算機)でしている経理はほぼいない。
インターネットで買い物したことがある人の割合は2000年では5%程度だったけど、2010年に20%、現在では60%近くになっている。
この流れから考えると私たちは1つの教訓を得ることができる。
つまり……
「パソコンやスマホで出来ること、もしくは出来るようになるであろうことをいち早く知ることで、変化を見越したビジネスが出来た」ってこと。
例えば……
Googleは「インターネットで検索をする人たちが今後爆発的に増えるはずだ」という変化を見越して、現在では世界最大のIT企業になっている。
(2000年に比べてGoogleの売上は3,500倍‼以上)
Amazonは「インターネットで買い物をする人たちが必ず激増する」という変化を見越して、世界最大のECモールとなった。
(2000年に比べてAmazonの売上は200倍以上)
youtubeは「回線速度が爆上がりして利用コストが下がれば動画共有のニーズが超増えるはずだ」という変化を見越して、動画プラットフォームで世界を席巻した。
(YouTubeは2006年にGoogleに約2000億円で買収された)

(GAFAの売上高推移2007〜2020)
こんな巨大な企業の例が自分たちの仕事に関係あるのか?と思うかもしれない。
しかし、逆に考えてみよう。
「これはパソコンやスマホで出来るかな?これはインターネットで分かるかな?」という意識をいち早く常識化できた人や会社ほど、その後に成功しやすかったのは間違いない。
東光ブロズ&文房具カフェでは実際に何が?どう変わって?どんな効果を生んだか?
■ユウセイ堂のロングテールモデルの実現
仕入れの発注が手書き→FAX送信から、メールやフォームへの入力になったことで時間と手間が大幅に減って、それまでは考えられない多数のルートから仕入れが可能になって商品ラインアップが激増した
■文房具カフェの多彩なコラボメニューの提供を実現
それまで飲食のメニュー開発はベテランから指導を受けながら行う、図書館で料理の本を沢山読んで考えるなどしていたが、インターネットで世界中の古今東西の料理のレシピ、ヴィジュアル(盛り付け方やポーションの作り方)まで知れるようになった。これによって自分の専門分野(例えばイタリアンやフレンチなど)以外でも豊富なメニュー開発ができるようになった
■文房具カフェコラボグッズの販売展開の実現
それまでデザインはごく一部の専門的な技術を習得したプロの仕事だった。illustratorやペンタブの登場でデザインやイラスト作成をすることができる人は爆発的に増えた。さらにデータのやり取りだけでデザインから入稿、製品化までが可能になったことでデザインセンスと最低限の技術さえあれば、沢山のアイテムを作って売ることが出来るようになった
今となっては当たり前になっているので意識しづらいけど、私たちもパソコンやインターネット普及による変化に対応したからこそ、上記のような効果を生み出している。
で、ざっと過去20年の変化と少なくとも同程度、もしくはこれをさらに大きく上回る変化(もしくは破壊的な革新)がAIによって今後起きる……
いいえ、すでに起きているのが2025年の今日なのです。
ポイント:
AI(LLM)でできること、もしくはできるようになるであろうことを素早く知ることで、変化に対応した仕事や生活が快適にできる
「これはAI(LLM)で出来るかな?」という意識を”常識化”できるほど、仕事の成果や生活の快適さには大きな格差が生まれる
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