L01:安全・法令遵守・情報管理(入力/出力の安全運用)
本レッスンは、生成AI(当社契約のChatGPT)を「通常業務の代替」ではなく、
訓練環境(演習・検証・標準化)として扱うための安全運用の土台づくりです。
訓練日は通常業務を行わず、講義・演習・レビュー・理解度確認に専念します(緊急対応で中断した時間は訓練時間に含めない)。
このページの使い方
1レッスン=1LP(1ページ)です。上から順に、当日の時間割に沿って進めてください。
各項目の冒頭に EC事業部/文房具カフェ事業部・準備室 の実施時間を併記しています。
このレッスンの狙い(到達状態)
- LLM(ChatGPT等)が「学習」「トレーニング」「ファインチューニング」等で何をしているかの基本を理解する
- 入力データがどのようにLLMで使用される可能性があるかを理解し、入力時点で守るべき理由を説明できる
- ダミーケースを3段階(入力OK/条件付きOK/原則NG)に分類し、必要に応じて匿名化・抽象化で安全な依頼文に変換できる
- “原則NG”の一般的な範囲を理解し、迷ったときに相談観点(命令系統を出さない抽象化)を選べる
- 小テストは実施しない。理解は相互レビュー+本人レポート(投稿)で深める
受講ルール(共通)
- 実データ禁止:実際の顧客情報、実注文情報、実契約条件、未公開企画の具体情報などは入力しない(このページのダミーのみ使用)
- “そのまま貼る”禁止:生成AIの出力を未検証のまま対外文面・決裁資料に貼らない(訓練は「判断」と「加工」の練習)
- 迷ったら止める:迷った場合は「条件付きOK」で加工案を検討し、それでも不安なら相談観点を選んで質問に回す
- 相互レビュー2件以上:前日までの他者成果物(作成プロンプトや情報共有事項)に対して2件以上コメントする
今日の成果物
判定表(3段階分類+理由):自部署ケース20本(易→中→難ミックス)
- 変換例(安全依頼文):5本(条件付きOK/原則NGから選ぶ)
- ミニルール初版:原則NG(一般論)のカテゴリ整理+相談観点マトリクス(命令系統は書かない)
- 1枚チートシート:迷ったときの判断手順(自分の言葉で)
- 質問・所感(投稿):所定のシートへ
3段階 情報分類(共通ラベル)
① 入力OK(GREEN)
公開情報、完全ダミー、一般論、個人・会社・取引先を特定できない内容。
例:一般的な文章校正、一般的なチェックリスト作成、公開済み情報の要約 など
② 条件付きOK(YELLOW:加工必須)
社内情報に触れうるが、匿名化・抽象化・要点化で「特定不能/再識別困難」にできる内容。
例:比率・レンジでの分析、固有名詞を伏せた判断フレーム作り など
③ 原則NG(RED)
一般的に入力を避けるべき情報が含まれる(または含まれそう)。
例:個人情報/秘密情報/契約・権利・未公開/認証情報 等
※訓練では「誰の許可」ではなく「どの相談観点に該当するか」を選べればOK(命令系統は書かない)。
原則NG(一般論)の代表カテゴリ(覚えやすい形)
- 個人情報:氏名、住所、電話、メール、会員ID、注文番号、顔写真、行動履歴の特定要素 等
- 要配慮情報:健康、アレルギー、病歴、障害、宗教、政治的傾向 等
- 秘密情報(営業秘密):原価、掛率、仕入条件、卸条件、非公開のKPI、内部ルールの未公開部分 等
- 契約・交渉情報:契約書本文、見積・請求の詳細、NDA対象情報、交渉中の条件 等
- 権利・IP/未公開情報:未公開コラボ、監修前素材、未公開デザイン、作品名が未発表の企画情報 等
- 認証情報:パスワード、APIキー、トークン、管理画面URL(秘匿すべきもの) 等
- 法令・規約・コンプラ高リスク:差別的表現、誹謗中傷、違法行為を助長する依頼、第三者の権利侵害につながる依頼 等
相談ルート(命令系統を出さない“相談観点”方式)
訓練では「誰に相談するか」を書かず、相談の観点(カテゴリ)だけを記録します。
- 観点A:情報管理(個人情報/再識別/共有・保管)
- 観点B:契約・取引(見積・条件・NDA)
- 観点C:権利・IP(著作権・商標・監修前・未公開)
- 観点D:対外表現(告知・謝罪・広告・表示)
記録例:「このケースは観点B(契約・取引)に該当。加工で回避できないため要相談。」
本日の流れ(タイムライン)
目次(クリックで移動)
- 出席・当日選択カリキュラムの内容確認
- 時間差相互評価(2件以上コメント)
- 休憩
- 受領レビュー確認・改善方針メモ
- L01 レクチャー本編(講師説明・質疑込み)
- 昼休憩
- 個人演習①:ダミーケース判定(20本)
- 休憩
- 個人演習②:変換(5本)+ミニルール初版
- 休憩
- 復習:チートシート化+整形
- 質問・コメント・感想の提出(投稿)
1) 出席・当日選択カリキュラムの内容確認
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 08:30–09:10 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 10:00–10:40 |
この時間にやること
- 今日の狙いと成果物(上記)を確認
- セルフ棚卸し(3つ):あなたの業務で「つい入力してしまいがちな情報」を3つ書く
- 進め方を確認:午前(相互レビュー→本編)/午後(演習①→演習②→復習→提出)
セルフ棚卸し(コピペ用)
【L01 セルフ棚卸し】
1) 自分が入力しがちな情報:
-
-
-
2) その情報は3段階分類でどれになりやすい?
- (入力OK/条件付きOK/原則NG)
3) 今日の自分の注意点(1行):
-
2) 時間差相互評価(前日までの他者成果物に2件以上コメント)
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 09:10–10:00 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 10:40–11:30 |
この時間にやること
- 前日までの他者成果物(プロンプト/共有メモ/手順案など)を2件選び、L01(安全・情報管理)の観点でコメントする
- 注意:他者成果物をそのままChatGPTに貼らない(訓練でも情報管理優先)
レビュー観点(固定)
- 入力内容に「特定できる情報(個人・取引先・未公開・契約条件)」が混ざっていないか
- 混ざっている場合、加工(匿名化・抽象化・要点化)で回避できるか
- 回避できない場合、相談観点(A〜D)はどれか
- 出力を対外に使う前提がある場合、表現・権利・誤情報の注意喚起があるか
- “迷いどころ”を言語化できているか(本人の学びになるコメントか)
コメントテンプレ(コピペ用)
【L01 相互レビューコメント】
対象:(相手の成果物タイトル/URL/日付など)
1) 3段階分類の観点:
- 入力OK/条件付きOK/原則NG のどれが混ざりそうか:
2) リスクの理由(1〜2行):
-
3) 改善案(加工の型):
- 匿名化(例:固有名詞→役割ラベル)
- 抽象化(例:金額→レンジ/比率)
- 要点化(例:生データ→要点のみ)
- 分割(例:1回の依頼に入れる情報を最小化)
4) それでも迷う場合の相談観点:
- 観点A(情報管理)/B(契約・取引)/C(権利・IP)/D(対外表現)
5) 良い点(1つ):
-
3) 休憩
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 10:00–10:15 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 11:30–11:45 |
休憩:学習作業なし
4) 自分への受領レビュー確認・改善方針メモ(講師レビュー含む)
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 10:15–10:45 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 11:45–12:15 |
受け取ったレビューを読み、今日の後半に反映する「改善方針」を作る(最大3つに絞る)。
改善方針メモ(コピペ用)
【L01 改善方針メモ】
受領した指摘の要点(最大3つ):
1)
2)
3)
直す理由(リスク/再現性のどちらか):
-
直し方(使う加工の型):
- 匿名化:
- 抽象化:
- 要点化:
- 分割:
今日の自分の最優先ルール(1行):
-
5) 当日選択カリキュラム実施:L01レクチャー本編(講師説明・質疑込み)
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 10:45–12:00 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 12:15–13:30 |
ここからが「読む/聞く」パート
講師の口頭説明・質疑応答を挟みながら進めます(小テストは無し)。
午後の演習(判定→変換)につながるよう、理由の書き方/迷ったときの分岐を意識してください。
5-1. なぜL01が最優先か(結論)
- 生成AIは便利だが、入力が不適切だと取り返しがつかない(社外流出・権利問題・信用問題)
- だから最初に「入力のルール」を揃える
- 本訓練は、生成→検証→改善の反復で標準化(SOP化)を進めるが、安全運用は全ての土台
5-2. LLMの基本(超要点)
- 学習(Training / Pretraining):大量のテキスト等から、言語のパターンを学ぶ工程(確率的に次の単語を予測できるようにする)
- 追加学習(Fine-tuning):特定の目的に合わせて追加で学習させる工程(タスク特化、方針・出力の癖を寄せる等)
- (補足)人のフィードバック等での調整:好ましい出力に寄せるための調整(暗記不要。存在を知る程度でOK)
重要:入力データの扱いはサービスや契約・設定で異なり得る
一般に入力・出力は品質改善・安全監視・障害対応等の目的でログとして保持される可能性がある。
したがって運用としては「保持され得る」前提で守るのが安全。結論:機密・個人情報は入力しない(必要なら加工して条件付きOKへ)。
5-3. 3段階分類の判断手順(迷ったらこれ)
- 特定できる情報があるか?(個人/取引先/未公開企画などを特定)
- 秘密情報(営業秘密・契約・条件・原価)があるか?
- 権利・法令・対外表現の高リスクがあるか?
- 1〜3に該当 → 原則NG(加工で落とせるなら「条件付きOK」へ)
- 該当しないが、社内情報の匂いがある → 条件付きOK(加工してから入力)
- 公開情報・一般論・完全ダミー → 入力OK
5-4. 条件付きOKに落とす4つの型(加工の型)
- 型1:匿名化(固有名詞・識別子を消す)… 人名→顧客A、会社名→取引先B、注文番号→ダミーID
- 型2:抽象化(具体値を一般化)… 金額→レンジ、数量→比率・傾向、条件→論点に変える
- 型3:要点化(生データ貼り付けをやめる)… 表を丸ごと貼らず必要項目のみ
- 型4:分割(1回に入れる情報量を最小にする)… まず判断フレームだけ作り、当てはめはダミーで
5-5. 出力側の安全運用(最低限)
- 誤情報:もっともらしく間違える(数字・固有名詞・法令・規約は特に注意)
- 権利侵害:著作物、商標、監修表記、引用の仕方に注意
- 対外表現:謝罪文・広告文・告知文は炎上・表示ルールの観点がある
対外用途に近いほど、①根拠確認 ②権利・表現チェック ③社内ルール整合 を挟む(このチェック観点自体を標準化していく)。
5-6. 相談観点(命令系統を出さない)
迷う場合は、観点A〜D(複数可)を選びます。訓練でのゴールは「このケースは観点Bなので、加工で回避できない。相談が必要」という判断ができることです。
5-7. 例題(3本だけ全員で判断して午後演習に繋げる)
- 例題1(個人情報)
「顧客の氏名・住所・電話・注文番号を貼って、返品対応メールを作らせたい」
→ 個人特定要素が含まれる。加工が必要。どこまで落とせば目的が達成できるか? - 例題2(契約・条件)
「取引先Aとの掛率、支払条件、最低ロットを貼って価格交渉メールを作りたい」
→ 契約・取引条件の塊。加工で目的を達成できるか?難しければ相談観点B。 - 例題3(未公開・権利)
「未公開コラボの作品名・監修前デザインを貼って告知文とKVコピー案を作りたい」
→ 権利・未公開。原則NG。代替として“公開前提の一般的な告知構成テンプレ”なら作れるか?
5-8. 午後演習のやり方(このあと実施)
- 演習①:ダミーケースを3段階分類し、理由を書く(自部署20本)
- 演習②:条件付きOK/原則NGから5本選び、安全な依頼文に変換する
- その後、ミニルール初版とチートシートを作る
6) 昼休憩
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 12:00–13:00 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 13:30–14:30 |
昼休憩:学習作業なし
7) 個人演習①:ダミーケース判定(易→中→難ミックス)
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 13:00–14:30 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 14:30–16:00 |
演習①のやり方(共通)
- 自部署のケース20本を読む
- 3段階で分類(入力OK/条件付きOK/原則NG)
- 理由を書く(何がリスクか、どこが判断ポイントか)
- 条件付きOK:加工案(匿名化・抽象化・要点化・分割)を書く
- 原則NG:相談観点(A〜D)を書く(誰に、は書かない)
判定表(記入フォーマット:コピペ用)
【L01 判定表(20ケース)】
CaseID | 難易度 | 判定(OK/条件付きOK/原則NG) | 理由(要点) | 加工案(条件付きOKの場合) | 相談観点(原則NGの場合) | メモ
------ | ------ | --------------------------- | ------------ | -------------------------- | -------------------------- | ----
| | | | | |
【EC事業部向け】ダミーケース(20本)
※ECの受講者は、以下のEC-01〜EC-20を使って判定表を埋めてください(すべてダミーです)。
EC-01(易)
公開されている一般的な商品情報(サイズ・素材・対象年齢など)だけを使って、商品ページ用の説明文を整えたい。
作業:3段階分類+理由
EC-02(易)
「出荷ミスを減らすための梱包チェックリスト(一般論)」を作りたい。社内固有の顧客情報は入れない。
作業:3段階分類+理由
EC-03(易)
顧客A(実名・住所・電話・注文番号を含む)の問い合わせ文を貼り付けて、返信メールを作ってもらいたい。
作業:3段階分類+理由+加工案 or 相談観点
EC-04(易)
商品ページの文章を「読みやすく整える」ために、公開済みの文章(個人情報なし)を貼って校正したい。
作業:3段階分類+理由
EC-05(中)
「返品率が高いカテゴリ」を分析したい。カテゴリ別返品率(%)と大まかな件数(例:10件未満/10〜50件/50件以上)だけを入れて、原因仮説を出したい。
作業:3段階分類+理由+加工案(必要なら)
EC-06(中)
社内の在庫表を丸ごと貼って「回転が悪い商品をリストアップ」させたい(商品名・SKU・仕入原価・在庫数が含まれる想定)。
作業:3段階分類+理由+加工案 or 相談観点
EC-07(中)
「仕入判断のスコアリング表」を作りたい。取引先名や原価は伏せ、評価軸(粗利、回転、競合度など)だけでフレームを作る。
作業:3段階分類+理由
EC-08(中)
クレーム対応の“よくあるパターン”をまとめたい。実際の顧客文面は貼らず、事象を一般化(例:配送遅延、初期不良、欠品)してテンプレを作る。
作業:3段階分類+理由
EC-09(中)
社内で使っている「値付けの内規(非公開)」を貼って、改善案を出してもらいたい。
作業:3段階分類+理由+加工案 or 相談観点
EC-10(中)
Amazonや楽天の“公開されている”競合価格を手動でまとめ(URLは貼らない)、自社の価格改定方針(一般論)を考えたい。
作業:3段階分類+理由
EC-11(中)
広告運用の改善案を出したい。実際のアカウントIDや管理画面のスクリーンショットは貼らず、指標(CTR、CVRなど)を比率で入れて相談する。
作業:3段階分類+理由
EC-12(難)
「取引先Aの掛率、支払条件、最低ロット」など契約条件を貼って、交渉文面(メール)を作りたい。
作業:3段階分類+理由+加工案(できるなら)+相談観点
EC-13(難)
顧客対応のために、実際の注文履歴(商品名・購入日時・住所・決済情報の一部)を貼って原因調査を依頼したい。
作業:3段階分類+理由+相談観点
EC-14(難)
新商品企画のために、未公開の仕入候補リスト(取引先名・条件・予定数量)を貼って比較検討したい。
作業:3段階分類+理由+加工案 or 相談観点
EC-15(難)
社内の「利益率」「原価」「在庫金額」などの数値を“商品別”に入れて、赤字商品を特定してもらいたい。
作業:3段階分類+理由+加工案(集計・抽象化で回避できるか)
EC-16(易)
「商品説明に入れてはいけない表現(一般論:誇大、断定、比較など)」のチェックリストを作りたい。
作業:3段階分類+理由
EC-17(中)
繁忙期の作業負荷を下げたい。工程(受注→ピッキング→検品→出荷)と、ざっくり所要時間(分)だけを入れて、改善案を出してもらう。
作業:3段階分類+理由
EC-18(中)
レビュー返信テンプレを作りたい。実際のユーザー名は伏せ、レビュー内容を要点化して貼り付ける。
作業:3段階分類+理由+加工案
EC-19(難)
管理画面ログイン情報(ID/パスワード/APIキー)を貼って「自動化してほしい」と依頼したい。
作業:3段階分類+理由+相談観点
EC-20(難)
特定の顧客層の購入傾向を分析したい。個人が特定できる粒度(購入履歴、住所、年齢など)でデータを貼るつもり。
作業:3段階分類+理由+加工案(集計で落とせるか)+相談観点
【文房具カフェ事業部/準備室向け】ダミーケース(20本)
※文房具カフェ事業部/準備室の受講者は、以下のBP-01〜BP-20を使って判定表を埋めてください(すべてダミーです)。
BP-01(易|カフェ)
季節メニューのアイデアを出したい。食材名やコンセプトは一般論でOK。
作業:3段階分類+理由
BP-02(易|カフェ)
SNS投稿の文章案を作りたい(一般的なトーン、季節感、絵文字の有無など)。個人情報は入れない。
作業:3段階分類+理由
BP-03(易|カフェ)
予約台帳(氏名・電話・来店日時)を貼って、今日の来店予定を整理してもらいたい。
作業:3段階分類+理由+加工案 or 相談観点
BP-04(中|カフェ)
メニュー原価の改善をしたい。食材の仕入先名や単価は伏せ、材料構成と“原価率の目標”だけで改善の考え方を聞く。
作業:3段階分類+理由+加工案
BP-05(中|カフェ)
「アレルギー対応」を整理したい。個人の体質や症状は出さず、一般的な注意点と案内文の構成を作る。
作業:3段階分類+理由
BP-06(難|カフェ)
特定のお客様のアレルギー詳細(要配慮情報)と予約情報を貼り、個別対応の指示文を作りたい。
作業:3段階分類+理由+相談観点
BP-07(中|カフェ)
スタッフのシフト最適化をしたい。実名を出さず「スタッフA/B/C」など役割ラベルで、希望条件を一般化して相談する。
作業:3段階分類+理由+加工案
BP-08(難|カフェ)
実名入りの人事評価メモを貼って、改善フィードバック文を作りたい。
作業:3段階分類+理由+相談観点
BP-09(易|準備室)
「企画書の目次構成(一般論)」を作りたい(ターゲット、価値、導線、収益の章立てなど)。
作業:3段階分類+理由
BP-10(中|準備室)
企画の売上予測を作る“型”が欲しい。具体IP名や実数値は出さず、前提→感度→検証のフレームを作る。
作業:3段階分類+理由
BP-11(難|準備室)
未公開コラボ案件の作品名・監修前素材・発売日情報を貼って、告知文とコピー案を作りたい。
作業:3段階分類+理由+相談観点
BP-12(中|準備室)
デザイン制作フローを標準化したい。具体デザインデータは貼らず、制作工程(初稿→レビュー→修正→入稿)とチェック観点を整理する。
作業:3段階分類+理由
BP-13(難|準備室)
取引先Aとの見積書・契約書の全文(条件・金額・支払)を貼り、交渉ポイントを抽出してほしい。
作業:3段階分類+理由+加工案(可能なら)+相談観点
BP-14(中|準備室)
卸条件の比較表を作りたい。取引先名は伏せ、条件の“項目”だけ(ロット、納期、返品、支払)を定義する。
作業:3段階分類+理由
BP-15(中|準備室)
品質管理チェックリストを作りたい。工場名や個別不具合の詳細は伏せ、一般的な検品観点で作る。
作業:3段階分類+理由
BP-16(難|準備室)
工場名、製造条件、単価、納期遅延の詳細などを貼って、対策案を出してほしい。
作業:3段階分類+理由+加工案 or 相談観点
BP-17(易|準備室)
HTMLの基礎(見出し構造、導線、注意書きの一般論)を学びたい。実案件のURLやアクセスログは貼らない。
作業:3段階分類+理由
BP-18(中|準備室)
告知LPの文章を改善したい。公開前の固有名詞を「作品X」「会場Y」等に置換して、構成だけを相談する。
作業:3段階分類+理由+加工案
BP-19(難|準備室)
監修前の画像データそのもの(スクショ/入稿データ)を貼って、修正点を指摘させたい。
作業:3段階分類+理由+相談観点
BP-20(難|準備室)
取引先担当者の連絡先・過去のやり取りを貼って、返信文のドラフトを作りたい。
作業:3段階分類+理由+加工案 or 相談観点
8) 休憩
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 14:30–14:45 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 16:00–16:15 |
休憩:学習作業なし
9) 個人演習②:NG→安全な依頼文へ変換+ミニルール初版
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 14:45–15:45 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 16:15–17:15 |
演習②(変換)のやり方
- 演習①で「条件付きOK」または「原則NG」になったケースから5本選ぶ
- 各ケースについて、目的は維持したまま入力を安全化する(匿名化/抽象化/要点化/分割)
- ChatGPTに投げる「安全な依頼文」を作る(実データは禁止。ダミー表現へ)
安全な依頼文テンプレ(コピペ用)
【安全依頼文テンプレ(L01)】
前提:
- これは教育訓練用のダミーケースです。実在の個人・企業・契約条件ではありません。
- 個人情報、契約条件、未公開情報、認証情報は含めません。
目的:
- (例:問い合わせ返信の文面を、丁寧さと分かりやすさの観点で改善したい)
入力(ダミー/要点のみ):
- 状況:
- 問題点:
- 制約:
- 対外文面として炎上しない表現
- 断定を避ける
- 事実不明は「確認します」とする
- 禁止:個人特定・取引先特定・具体条件の推測
出力形式:
- ①返信文(300字以内)
- ②注意点チェックリスト(5項目)
- ③不明点があれば質問(最大3つ)
評価基準:
- 事実と推測を混ぜない
- 過度な断定をしない
- 相手の不安を解消する構造
変換例フォーマット(5本分:コピペ用)
【L01 変換演習(5本)】
(1) 元ケースID:
- 元の入力(危ない点を含む要約):
- 3段階判定:
- 何がNG/要注意か(理由):
- 変換方針(匿名化/抽象化/要点化/分割):
- 安全な依頼文(最終):
(2) …(同様に5本)
ミニルール初版(命令系統ではなく“判断観点”で揃える)
以下は「社内の命令系統」ではなく、「判断の観点」を揃えるためのミニルールです。
- 原則NGカテゴリ:自分の業務で出やすいものに丸を付ける(個人情報/要配慮/秘密情報/契約取引/権利IP/認証情報/対外表現)
- 相談観点マトリクス(A〜D)を埋める(誰に、は書かない)
相談観点マトリクス(コピペ用)
【相談観点マトリクス(命令系統は書かない)】
迷いの種類 | 相談観点(A〜D) | 相談するときに整理すること(箇条書き)
---------- | ------------------ | --------------------------------------
個人情報・再識別 | 観点A(情報管理) | 何が特定要素か/どこまで消せば目的達成か
契約・条件・交渉 | 観点B(契約・取引) | 条件のどれが秘匿か/フレーム化で代替できるか
未公開・監修前・権利 | 観点C(権利・IP) | 公開前提か/公開後ならOKか/一般論テンプレで代替できるか
対外文面・広告・謝罪 | 観点D(対外表現) | 断定回避/事実確認/表示・表現リスク
10) 休憩
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 15:45–16:00 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 17:15–17:30 |
休憩:学習作業なし
11) 復習:チートシート化+成果物の整形
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 16:00–16:30 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 17:30–18:00 |
- 今日作ったものを見返し、迷ったときの判断手順を1枚にまとめる
- 提出物(5点)が揃っているか最終チェック
1枚チートシート(フォーマット:コピペ用)
【L01 チートシート(1枚)】
■ 3段階分類(私の定義)
- 入力OK:
- 条件付きOK:
- 原則NG:
■ 迷ったときの判断手順(3ステップ)
1)
2)
3)
■ よくある落とし穴(自分の業務)
-
-
-
■ 使う加工の型(優先順位)
1)
2)
3)
4)
■ 相談観点(A〜D)の使い分け(自分の言葉)
- A:
- B:
- C:
- D:
12) 講師への質問・コメント・感想の提出(指定スレッド)
【実施時間】
| 対象 | 時間 |
|---|---|
| EC事業部 | 16:30–17:00 |
| 文房具カフェ事業部/準備室 | 18:00–18:30 |
提出先(参考)
EC事業部・文房具カフェ事業部:ChatWork の指定スレッド/準備室:Slack の指定スレッド
提出テンプレ(コピペ用)
【L01 提出(本人レポート)】
1) 今日の学習内容(要約:3行)
-
-
-
2) 3段階分類で迷ったケース(CaseID)と理由
- CaseID:
- 迷った理由:
- 最終判断(OK/条件付きOK/原則NG):
- 加工案 or 相談観点(A〜D):
3) 変換演習で効いた「加工の型」(1つ)と、その理由
- 型:
- 理由:
4) 相互レビューで学んだこと(1つ)
-
5) 次回、自分が改善したい点(1つ)
-
6) 質問(最低1つ)
-
(参考)このレッスンで特に守ること(まとめ)
- 実データを入れない
- 迷ったら止める(条件付きOK→加工→相談観点)
- 出力をそのまま使わない(対外は特に)
- 相互レビューで学び合い、ルールを揃える